検認とは何ですか?
検認というのは、遺言の内容をそのままの状態で記録し、保存する手続きのことをいいます。
死後に遺言書が出てくると、あわてて封を破って中を見てしまうこともあるようです。
早く見たいという気持ちはわからなくもありませんが、その気持ちを抑えて、家庭裁判所でこの「検認」の手続きを行うようにしてください。
これは、遺言書の保管者または遺言書を発見した相続人は、遅滞なく家庭裁判所に提出して、検認を請求しなければならないとされているからです。
検認の目的は?
検認の目的としては、次のようなことがあげられます。
■相続人に対して遺言があること及びその内容を知らせること
■遺言書の状態を記録して、遺言書の偽造、変造を防ぐこと |