遺贈・相続のトラブル法律ガイド



廃除について

どのようなものですか?

廃除というのは、たとえ遺留分があったとしても、被相続人に対して虐待や重大な侮辱、その他の著しい非行があった場合には、家庭裁判所に申し立てて、相続権を剥奪してもらうことができることをいいます。

具体的には、どのような場合に廃除が認められますか?

廃除が認められたケースとしては、次のようなものがあります。

■賭け事をしたりバーに出入りし、女遊びをして大学を中退し、親に無心を繰り返したケース
■家庭の主婦が夫や子供を棄て、妻のある男性と同棲して不倫を続けたケース
■親を馬鹿親父と罵倒し、えり首を捕まえて引きずり回し、病気になっても介抱しなかった子供のケース...など

特定の相続人にすべての財産を相続させることは可能ですか?

遺留分権者が遺留分減殺請求をしなかったり、排除が認められた場合には、特定の相続人にすべての財産を相続させることは可能となります。


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