どのように作成するのですか?
遺産分割協議書というのは、相続人全員で、遺産分割について合意した書面のことです。
遺産分割協議書の印は?
遺産分割協議書には、通常は実印を押して印鑑証明書を添付します。
このとき認め印を押してももちろん有効なのですが、実印でないと不動産を相続した相続人が相続登記できないので実印を押すようにします。
なお、預貯金を相続した場合も、金融機関が実印と印鑑証明書を要求してきます。
遺産分割協議書の注意点は?
遺産分割協議書を作成する際に注意する点としては、遺産の内容を明示して、それを正確に書いておくということがあげられます。
これは、遺産の範囲が確定しないと分割のしようがないからです。
また、正確に書いておかないと、相続登記もできないからです。
遺産分割協議の合意ができない場合は?
そのような場合は、家庭裁判所で遺産分割の調停や審判手続きが行われます。 |