生きているうちに贈与してしまうのは損ですか?
バブルの頃は、相続税が支払えなくて自宅を売却したなどという話をよく耳にしましたが、いつまた地価が高騰するかはわかりません。
といって、「相続税が心配だから、生きているうちに息子に土地を譲ってしまおう」というのもあまり得策とはいえません。
というのは、生きているうちに贈与してしまいますと、相続税よりもはるかに高い税金を支払わなければならないからです。
贈与税とはどのような税金ですか?
贈与というのは、財産を無償で誰かにあげることで、この行為には国は贈与税という税金をかけています。
例えば、2000万円の贈与をした場合には、税率はおよそ50%となり、控除額を差し引いても、およそ800万円も課税されてしまいます。
なので、贈与をする場合には、本当に今どうしても譲らなければならないのかどうかを、よく考えることが重要です。
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