遺贈・相続のトラブル法律ガイド



判決に不服があるとき

上訴とはどのようなものですか?

一度下された判決について不服があるときは、「上訴」といって、その上級裁判所で再審理をしてもらうことが可能です。

よくニュースなどで「一審では有罪、二審では無罪」などと言っているのを聞いたことがあるかもしれませんが、これは上訴して二度裁判を行ったということです。

上訴の制度が設けられた趣旨は?

一人の裁判官が原告の勝ちと判断しても、法の解釈の違いなどによって、他の裁判官は被告の勝ちとするケースもあります。

また、裁判の当事者には、納得のいくまで審理をしてもらう機会を与えようという配慮から設けられたのがこの上訴の制度なのです。

上訴の目的は?

上訴の目的には、次のようなものが挙げられます。

■当事者の権利を救済すること
■正しい裁判の確保


審理は口頭弁論が基本?
被告が行方不明で訴状が渡せない場合は?
第三者異議の訴えと配当異議の訴え
判決に不服があるときは?
被告と被告人の違いは?
書面主義、慰謝料とは?
強制執行でも反論できるの?
証拠調べと証人尋問
上訴と控訴の違いは?
無効と取消の違いは?

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